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プログラムの勉強 アウトプット

RFP(提案依頼書)、RFI(情報提供依頼書)とは

RFP(提案依頼書)とは

Request For Proposalの略で、提案依頼書となる。
新しいシステムや、業務委託を希望するクライアントが作成する、
依頼先に求める要件を明確に記載した書類のこと。
RFP
自社が求めている要望を明確にして、文章で相手に伝えるツール。

RFPの作成する際、
クライアントはシステムに関する情報を集めリサーチし、業務を依頼する会社を絞り込んだうえでRFP
を作成している。
RFPを作成するメリット
・口頭でのすべての要望を説明する手間がなくなるため、複数の業者から広く提案を募ることが
できる。
・各社に同じ内容を伝えますので、提示される提案書の内容も均一化されやすくなり、
各社ごとの評価をつけやすくなる。
RFPを作成する時点で、システムの目的や必要な条件を整理しやすくなります。社内の関係部署に
システムの必要性を伝えやすくなる。
RFPを作成するデメリット
◇ポイントを押さえたRFPの書き方
必要最低限の項目をしっかりと明記する
・プロジェクト名
・開発する目的
・目指す目標・成果
・予算
・スケジュール
など
プロジェクト名
 複数の企業や部署間で話題を共有するのに必要です。
開発する目的
 提案を求める理由を明確にします。
 例えば、重要な顧客の発注に遅れなく商品を届ける
 管理システムがほしいなど「○○のために、■■がほしい」という内容です。
目指す目標・成果
 システムを導入することで得られる効果を明確にします。
例えば、ルーチンワークを効率化し、発注を○○時間以内に確定し、■日以内に納品することで
顧客に付加価値を与えるなどです。具体的な数値があるほうが、
提案者側もより詳細な提案が可能になります。
その他、初期費用・費用の上限などの予算や依頼先の
選定期間、開発期間、導入予定日など、現時点で決まっていることも記載しましょう。
※上記の内容は、どのようなRFPでも必要になりますので必ず記載

最低限の情報に加えて・・・
・依頼する範囲
・納品する品物
・必ず満たすシステム条件
・開発企業に期待していること
・開発者のメンバー名や体制
など
要件はどの範囲までなのか、誰が何を担当するのか、なども
記載したほうが良い提案を受けられます。
■迷っている要求があるなら明記する
明確になっていない部分を伝えずに進めると、
要望がまったく反映できていない提案になることがある。
不明確な要望を伝えてしまうと、完成品が想像とかけ離れた結果になることもある。
例えば、相反する要求がありどちらを選ぶか迷っている、
優先事項が未決定などの情報は、依頼先に伝えること。
■発注先に役に立つと思った情報は記載する。
クライアントが想像している完成品のイメージを伝えることは重要。
例えば、発注システムに似た既存のサービスやデザインの例があるなら、
参考資料を記載するほうが要望の理解が深まります。
この会社のこのシステムに近いものがほしい、
自社のホームページや過去製品と似た形にしてほしいなど、要望は詳細に記載する。
必要条件以外でも、要望に寄り添った良い提案がもらえるようになる。
RFI(情報提供依頼書)とは
RFIとは、Request For Informationの略。
依頼先のこれまでの実績や取り扱っている商品の参考価格、基本価格、グループ子会社などの請求
する「情報提供依頼書」のこと。
クライアント側が受け取ることでのメリット
・自社が求めていることが実現可能な製品やサービスを扱っている企業か確認することができる。
RFIの活用事例:
情報収集段階で使えば、候補の選定に。RFPに記載する各項目の作成にも役に立つ。
開発依頼がzン帝の情報提供という旨をRFIで伝えれば、
これから行う開発に沿った形の情報や提案を相手側から引き出すことも可能。
RFP記載に必要な、比較的ラフな提案や要望でも相手先と連絡を取りながら形にすることが可能。