SourceMonitorとは - program study story

ソースコードのメトリクス分析を行うフリーウェアのこと。

メトリクス分析とは？

ソフトウェアを計測する方法およびその尺度のこと。

メトリクス計測ツールには、

ソフトウェアの構成要素であるソースコードを測定し、数値化を行います。メトリクスを計測し、複雑すぎるロジックや洗練されないパッケージ構成を見直すことで、バグが少なく保守性が高いソースコードを維持できる。

まとめると、構造的な問題を確認するためにメトリクスが有効。

１．クラス、メソッドなどの数

２．クラス、メソッドの内部構造

３．パッケージ間やクラス間の依存関係

上記のものにメトリクスを用いると、以下の品質にかかわる問題を検出し、信頼性、保守性を高めることができる。

①複雑なソースコードにはバグが潜在する可能性が高くなる

②複雑なソースコードは読みづらく、テストもしにくくなる

③複雑なクラス構造は理解するのが困難で、拡張性にも乏しくなる

計測できる言語

など

収集できるメトリクス

File・・読み込んだファイル数

Lines・・空白行やコメント行も含むコードの行数

Max Complexity・・Projectで最も複雑なメソッドの複雑度

Max Depth・・Projectで最もネストが深いメソッドのネストの深さ(9+は9以上)

Avg Depth・・Project全体のネストの深さの平均

Avg Complexity・・サイクロマチック複雑度(10以下であれば良い構造)(30を超える場合、構造に疑問)(50を超える場合、テストが不可能)(75を超える場合、いかなる変更も誤修正を生む原因を作る)

・解析結果をXMLやCSVでエクスポートできる。